エネファーム

家庭用燃料電池エネファーム 

エネファームとは、「エネルギー」と「ファーム(=農場)」からの造語です。水と大地で農作物をつくるように、LPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させ電気とお湯をつくり出します。

自宅で発電するため、約90%の高い総合エネルギー効率を実現。さらに、従来のシステムに比べ、年間の二酸化炭素の排出量を大幅に削減することができます。

また、LPガスを使って発電するのでその分電気の使用量が減り、光熱費全体のコストダウンが可能になります。

自分のエネルギーを自分でつくる。家庭用燃料電池「エネファーム」は、これからのエネルギーの考え方を「ファーム」という世界観により表現し、環境にやさしいエネルギーの使い方を実現します。

エネファームは暮らしに合わせて24時間運転し、天候や時間に左右されず発電給湯できます。

エネファームのしくみ

エネファームで発電する原理は水の電気分解の逆。都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させ、電気をつくり出します。さらに、発電の際に発生する熱を捨てずにお湯を作り、給湯に利用。エネルギーをフル活用するシステムです。

エネファームのしくみ
 
 

エコ性能 

エネファームと太陽光発電のちがい

従来の発電システム(火力発電所の場合)では、発電時の排熱と送電により家庭に届く時には半分以上のエネルギーをロスしていました。

そこで家庭用燃料電池「エネファーム」。電気をつくる場所と使う場所が同じなので、利用がむずかしかった排熱も熱エネルギーとして有効に使い、今までの2倍以上のエネルギー効率を可能にしました。

送電効率比較
 

今までどおりの暮らし方で、年間1.3トンの二酸化炭素を削減

エネファームの高いエネルギー効率で、今までどおりの電気とお湯の使い方で二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。

従来の発電システム(火力発電所の場合)と比べ、二酸化炭素を年間約37%削減。杉の木約80本が吸収する二酸化炭素量に相当します。

CO2削減量
 

エネファームの運転 

一日の生活パターンを自動で学習し、家族の暮らしにあわせて24時間自動運転します。

一日の消費電力にあわせて発電し、お湯をたくさん使う夜までに貯湯槽をいっぱいにします。一番お湯を使う入浴タイムが終わっても必要な電気をつくりながら翌朝使うお湯を貯めておきます。深夜でも、冷蔵庫や待機電力など常に使われる電気を供給し続けます。

エネファーム運転例